玄米

米という字は八十八と書きますが、その昔から、お米を作るためには88回の手間ひまがかかると言われています。

稲刈りをした時は米の水分が20から22%くらいあります。
そして、現在ほとんどの米は乾燥機で15%まで水分調整します。
その時点ではもみの状態です。
その後、もみすりをして、玄米にします。

玄米を精米して白米になります。

精米の過程で出来たのが糠です。

栄養価は字の如く玄米の方が断然高いです。
米に白いとかいて、カス 米に健やかとかいて糠

日本人はこの糠を漬物に使って、栄養のバランスをとってまいりました。

では、具体的米の栄養価は食物繊維、カリウム、カルシウム、リン、鉄分、ビタミンB、ビタミンEが含まれ、非常にバランスがいいのです。

また、ごはんを食べたときより、パンを食べたときの方がインシュリン値が強く分泌されるので、同じ量の脂肪分を摂取しても、ごはんのほうが脂肪細胞に比較的摂りこまれにくい事が分かります。つまり、ごはんはパンより太りにくいのです。


私たちは知らず知らずのうちに「環境ホルモン」や「食品添加物」などを日々体内に取り入れていますが、これらの有害物質を体外に排出・解毒するのが、玄米に含まれる豊富な食物繊維と「フィチン酸」、「フェラル酸」です。

今から約50年ほど前、水俣市近辺で公害病「水俣病」が発生しましたが、玄米食にしていた家族は同じ水俣湾の魚をを食べていたのに発病しなかったという話があります。

まぎれもなく、玄米の持つ解毒作用が発病を防いだのです。

ご飯とみそ汁と・・・

日本人の食の歴史には健康知る多くの知恵が蓄積されています。

玄米食などもそのひとつです。

でも、飽食の時代には、健康も味もどちらも満たしたいと思うのが当たり前です。

白米を限りなく玄米の栄養価に近づける為にどうしたらよいのか?

先人たちは、玄米の3分の1の栄養価のご飯に、ぬかずけと味噌汁をそえたのです。
よく、人はおいしいご飯があれば、おかずはいらないといいます。

私たちの追求する米はそんな米です。

茨城で最も繁盛している鰻店さんのぬかづけが本当においしいのです。
いつまでも、忘れない味です。
今、その味を追求しております。私の身の回りには新鮮な糠と野菜が豊富にあります。

鮮度、本当に貴重な価値ですね。

安心とおいしさをプラスして皆様に喜んでいただきくのが私たちの生きがいです。